# タコとAIエージェントの会話履歴

これは、冒頭57秒のメイン動画を作ったときの実際の制作判断を、安全に公開できる範囲で抜き出したものです。きれいな成功手順に作り替えず、最初の勘違いと修正も残しています。

## 1. 最初は2人が直接話す原稿だった

タコは、プライドがテッシーへ直接依頼する粗い文章を渡しました。AIは文章と素材を読み、3秒単位の19カット、合計57秒の絵コンテを組みました。

しかし、試作を見たタコは、実話の構造が違うことに気づきました。

> 前は、プライドさんがテッシー君に依頼する設定だったけど、そこが間違えでした。

> エンド情報システム担当：プライドさん
> PMO：花京院（カキョウイン） 新キャラ
> エンジニア（テッシー）

AIは、直接会話を「プライド → カキョー → テッシー」の3者構造へ修正しました。

## 2. 3人を並べたまま、右から左へ伝える

最初の映像では人物の位置や向きが不自然になりました。そこでタコは、次のように伝えました。

> カキョウインは
> カキョウ
> にしてくれる？

> あと3人並んだままで 会話が進む方が面白いな
> その方が 右から左感があるだろ？
> 伝わる？

AIは、司令室の配置を「左＝テッシー、中央＝カキョー、右＝プライド」に固定しました。画面内の依頼は、右から中央、中央から左へ流れます。名前は最終的に「カキョー」としました。

この固定により、台詞だけでなく、PMOが依頼をそのまま横流ししている構造を画面でも伝えられるようになりました。

## 3. 最後の曲は、最初から決まっていなかった

最初は曲がなく、タコはテッシーが驚く最後に、ハードロック調の「OH NO」を入れたいと伝えました。その後、完成映像を見て方向を変えました。

> 最後の
> ohno
> だけど

> ドラマ「世にも奇妙なものがたり」の曲とか
> そういう 不思議な空間に 迷い込んだような
> そんな いくつか曲を探して
> どうがに組み込む前に 提案してくれない？

AIは、フリー音楽サイトDOVA-SYNDROMEから条件に合う候補を4曲探し、「奇妙な案内人」を第一候補として提案しました。タコは次のように決めました。

> ひとつめのでいこう

採用したのは、DOVA-SYNDROMEで配布されているMATSU作曲「奇妙な案内人」です。人が求める感情を伝え、AIが権利条件を確認できる候補を探し、人が実際に聴いて選びました。

## 4. 最後の「間」と曲の開始位置

タコは、曲名や開始秒を細かく指定したのではなく、映像を見て感じた演出を言葉で伝えました。

> 最後に
> カキョがしゃべったあとに
> ま があって テッシーアップ
> アップ中に曲が流れだす。
> の方がいいかな？

AIは、完成音声と映像を確認し、次の時刻を導き出しました。

- 53.5秒: カキョーの台詞が終了
- 54.0秒: テッシーのアップへ切替
- 54.4秒: 「奇妙な案内人」が開始

声が終わってから曲までの実際の間は約0.85秒です。これはタコが秒数を指定したのではなく、AIが「台詞のあとに間があり、アップ中に曲が始まる」という意図を理解し、完成音声と映像から時刻を求めたものです。

さらに、テッシーは途中から驚くのではなく、アップへ切り替わった瞬間から困惑した表情にし、そのまま少しずつ寄る映像へ直しました。

## 5. ここから分かること

- 最初の文章が粗くても、人物、素材、状況、伝えたい違和感があれば絵コンテを始められる。
- AIが最初から実話の背景を知っているわけではない。試作を見た人が、役割や関係の誤りを直す。
- 人物の固定位置と情報の流れる方向は、台詞と同じくらい重要である。
- 音楽は先に曲名を決めず、場面で伝えたい感情を説明して候補を比較できる。
- 「自然な間」のような感覚的な要望でも、AIが完成音声と映像を調べ、実際の秒数に変換できる。

このほかにも、背中合わせになった人物、早すぎた音楽、テッシーの表情などを何度も直しました。その一部は、横長動画の失敗動画集で紹介しています。
